WORKS
仕事内容

野場電工の技術職とは、製品の品質管理、生産に必要な製造設備の製作や保全、電子機器の動作制御におけるプログラムの開発・設計を担うグループに分かれています。若手の社員にも実務を通じて知識やスキルを習得していただくので、自分の仕事に自信や誇りを持って生き生きと働いています。
CASE STUDY
プロジェクト事例
計測震度計 製品開発

3軸加速度計を使用した計測震度計の開発プロジェクト。顧客の希望スペックとコストの両立や、省庁の求める精度をクリアする事に苦戦しましたが、チームでアイデアを出し合うことで造りこむことができました。開発した製品は全国各所に設置されており、我々の仕事が防災の一翼を担っていることを誇りに思います。
プロジェクトリーダー
O.M
コンバージョンEV 制御コントローラと電装部品の設計・製作

コンバージョンEVとは市販の自動車からエンジンを取り外し、EVバッテリーと走行モーターを取り付けた自動車のことです。本プロジェクトはコンバージョンEVの電気制御部品の設計・製作を行うというものです。改造元の自動車の仕組みを理解するのに毎回苦労しますが、電子回路・電気回路の集大成のような自動車に触れることで新しい知識の習得と共に技術もスキルアップしていきます。完成した車が走る瞬間は苦労が大きな喜びに変わります。自動車の電子制御に興味があればとても面白いと思います。
プロジェクトリーダー
S.M
シートベルト自動切断機の開発

シートベルト製造のQCDを向上させるためベルト切断作業を完全自動化するプロジェクト。約30種類ある切断長の設定変更やベルト材料補充の自動化を実現しました。切断長の精度保証や新たな切断方法での品質確保に苦労しました。本プロジェクトにより、複数本のベルトを同時に切断ができるようになったり、人の休憩時間帯も生産が可能となったりと生産効率が格段に向上し、大きな成果を残すことができました。
プロジェクトリーダー
N.N
INTERVIEW
先輩の声



01
中途
2022年入社
SAF部門 SAF技術員室
生産技術グループ
K.Y
自分のような初心者にも
道は拓かれる。
道は拓かれる。
職業訓練校でプログラム制御の基礎を習得して入社しましたが、私のような電気や制御プログラムの初心者でも、働きながら電気工事士やプログラム制御の資格取得ができる職場です。生産ラインを止めずに不具合の対応や業務改善を行うので、大がかりなケースはチームワークが重要。しかし、普段から風通しが良く信頼関係が築けているので、全員の力を最大限に発揮して、難題も解決しています。
ある1日のスケジュール

▶ 入社を決めた理由
介護施設に4年間勤務していましたが、夜勤などが体の負担に。60歳まで働くならば、と夜勤のない、土日や年末年始もしっかり休める野場電工に転職しました。休日は好きな釣りや妻とカフェめぐりを楽しんでいます。
▶ 会社雰囲気を一言でいうと
上司や部下などの垣根を越えて、冗談も言い合えるほど和やかです。

▶ 印象に残っている仕事ややりがい
業務改善を目的に生産設備に新しい装置を追加することになり、そのプログラム制御と設備の設置までを試行錯誤しながら一人で完遂したことです。
▶ 自分の成長を感じたエピソード
基礎しか知らなかった私でしたが、すべて実践で設備の制御プログラムの動作確認や、生産ラインのプログラムの組み方までも体得できました。ゼロから生み出す難しさを味わった後の達成感はひとしおで、現場から感謝の声もいただけて、やりがいを感じています。
▶ 将来の目標
自身の課題は生産準備に必要な部品知識、設備知識です。また、プログラム制御に関する資格は2級なので1級取得を目指したいです。将来は新製品の生産準備を自分一人の力でやり遂げられるようになることです。

02
新卒
2022年入社
電子部門電子機器部設計開発室
T.Y
つくる人の気持ちで描く
大切さを知って。
大切さを知って。
電気信号や電源を、設備のあらゆる必要な部位に供給するために電線を加工したり、組み合わせて効率良く設備を機能させるワイヤーハーネスの設計が私の主な仕事です。お客様からの要望を汲み取り、設計を行いますが、その先には私がつくった設計図を見て作業を行う人がいます。最近では図面を見て作業を行う人の立場や気持ちになって、図面を描くようになりました。
ある1日のスケジュール

▶ 入社を決めた理由
工業系大学の電気学科を専攻していたので、電子機器の開発・設計から製造・評価を一貫して行っていることや、ハードウェアとソフトウェアの両方を扱っている点で入社を決めました。
▶ ⾃分の成⻑を感じたエピソード
頼れる上司や先輩がいて心強い。課題にぶつかった時、丁寧に教えてくれます。

▶ 印象に残っている仕事ややりがい
入社当時はハーネス設計が何なのかも理解できず、上司や先輩の話についていけなかったのですが、少しずつ知識が蓄積されていき、今では大体のことが理解できていると自負しています。特に設計したものが形になった時、ものづくりの楽しさとやりがいを感じます。
▶ 将来の目標
まだまだ一つ一つの業務に時間がかかってしまうので、クオリティを上げつつも、時間を短縮できるように、作業効率を上げていきます。また、ハーネスに限らず、電子機器に関わる製品の設計ができるようになりたいです。